目の前にチャンスがあるのに、そこに挑まないといつまでも心に後悔が残る

昨日は幕張で開催されたAIR JAM(エアジャム)2018に参加してきました。ハイスタ主催のパンクロックのフェスですね。ハイスタ自身が2000年の千葉マリンでのエアジャムを最後に活動を停止していましたが、震災をきっかけに再び立ち上がり、2011年神奈川、2012年宮城、2016年博多。そして今年は2010年と同じ千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)での開催でした。

AIR JAM 2018

SLANGというハードコアバンドのMC

フェス自体はハイスタを始め多数のバンドの素晴らしいパフォーマンスで超満足だったのですが、個人的に一番印象に残っていったのがSLANGというバンドのMC。バンド名は知っていたのですが、ハードコア系というだけであまり曲は知らなかったんですね。ちょうど会場についた時刻だったので曲の頭から全部アリーナで見ていたんですね。

その曲間のMCの内容が

今までどこのインタビューとかでも言ったことないけど、実はエアジャムの2000年の出演オファーを頂いていた。でも少し前に自分がギターからボーカルに変わったばかりで自信がなく断ってしまった。18年間ずっと心残りだった。

といった内容でした。

(少しうろ覚えなのでディテール間違ってたらすみません)

「失敗したときの後悔より、やらなかった時の後悔」はいつまでも心に残ってしまう

本田圭佑選手がACミランに移籍した際に10番を選んだ理由を聞かれて「では逆に僕から皆さんに質問したいのですが、10番をつけるチャンスがあるのにそれを自分から逃しますか?」と答えたこともあります。

目の前のチャンスをやるかやらないか。失敗が頭をよぎり自信がないとき、つい逃げてしまう。でもチャンスから逃げたことは自分の心にずっと残ってしまうんですね。

怖いのは未知への一歩。失敗したときの他者からの批判よりも、チャレンジしなかった己の中からくる後悔の方がずっと長く重く残ってしまうのかもしれないですね。

来れなかった北海道民と目の前のファンのために

18年越しのステージ出演が決まったものの、ポリープの手術があったり、北海道の震災で被災・停電があったり。その中で何とか飛行機も飛べてこの日のステージに立てたこと。お世辞にも満杯ではない客席に対して「空いてる席は北海道民の席だからな!」と叫び、目の前の観客と北海道の人たちのために最高のパフォーマンスを行ったSLANG、超かっこよかったです。

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