携帯をソフトバンクからLINEモバイルに変更して早4ヶ月。通信状況も問題なく費用もかなり安くなって本当にいい乗り換えをしたと思っています。周りも格安SIMに変更する人が増えて生きていますね。携帯業界に大きい波が来ている感じですね。
ソフトバンクからMNPでLINEモバイルに切り替えた話はこちらです。
そして、3ヶ月たった段階での実際の請求金額です。
LINEモバイルの電話代の請求は利用月の翌々月請求なので、実際に利用した月からだいぶ遅れての請求になります。そして電話代は20円/30秒です。これは高くも安くもなく普通の金額かなと思っていますが、やはり仕事で電話を使う時・長時間の電話がある時、そういった場面では少し値段が気になってしまいますね。
LINEモバイルには家族通話無料といったサービスないです。そもそも家族や友人とはLINE自体の音声通話を使えば無料ですね。ただ仕事での電話・宅配便の再配達電話・申込みの電話など電話を使うケースはまだ多いです。
「楽天でんわ」を使うと電話代が安くなる?
LINEモバイルの話題をしていると友人から「”楽天でんわ”を使うと電話代も安くなりますよー!」と教えていただきました。
楽天でんわとは、その名の通り楽天が提供する電話サービスです。
↓こちらです。知らなかったのですが2014年くらいからあるんですね。
このサービス(アプリ)を実際に1ヶ月程度使った感想です。
楽天でんわの特徴
上記の楽天でんわサイトでWEB登録をした後、スマートフォン用のアプリをインストールをします。登録は楽天会員の方だったらすぐに登録は完了できると思います。
楽天でんわの登録はこちらからです。
アプリは下記からダウンロードができます。
登録完了&インストール完了後、楽天アプリを立ち上げて使います。楽天のロゴが出る以外は普通の電話アプリとほぼ変わりません。
これが楽天でんわの画面です。
連絡帳は、携帯に登録されてい連絡先が表示
携帯の連絡帳に登録されているリストが、楽天でんわアプリ上でも表示されます。こちらから連絡先を選んで発信をする感じです。
電話代が安い、LINEモバイルの音声通話の半額
楽天でんわは通話料が10円/30秒(国内電話)で計算されます。LINEモバイルの電話は20円/30秒なので半額ですね。時間帯には関係なく一律で同じ金額のようです。
回線は電話回線なので、普通の電話と同じ電波
インターネット回線ではなく電話回線を使うので電波は普段の携帯の状態と同じです。電話の電波が入っていれば同じように使用可能です。ちなみにLINEモバイルはdocomo電波帯なので、LINEモバイルの場合は多分docomoの電話回線だと思います。
発信先の相手には楽天でんわからの着信ということは伝わらない
相手の着信は通常自分がかける電話と全く同じ番号での着信です。変な言い方ですが「楽天でんわからの着信」と気づかれることはないと思います。ここ一ヶ月仕事でも使ってみましたが、支障は全く無いです。
かかってきた着信は普通の電話アプリで
自分にかかってきた電話は普通の電話アプリにかかってきます。楽天でんわは発信専用のアプリと考えて相違ないと思います。
スピーカー、通話中のキータッチなども問題ない
宅配便の再配達などの自動音声に電話する時、僕はいつもスピーカーにしてキータッチをしますが、通常の電話にような「スピーカー」「キータッチ」なども問題ないです。普通の電話と色が違うアプリくらいの印象です。
使わなかったらゼロ円、かかった費用の一部は楽天ポイントになる
開始にあたって楽天会員であればWEBから登録して使う形になります。初期費用などはないので登録完了してアプリを入れても、一度も使わなければゼロ円です。
使用後の電話料金は楽天側に支払う形になりますが。つまり「LINEモバイル」「楽天でんわ」の組み合わせの場合、通信料=LINEモバイル、電話代=楽天でんわ(楽天アカウントの登録している請求先)に払う形になります。
また通話料100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まるそうです。
使った金額はマイページから確認ができる
楽天でんわの発信履歴が専用のマイページから見えます。以下の情報が閲覧できます
- 発信した電話番号
- 電話をかけた日時
- 通話時間
- かかった金額
これらを一覧で見ることができます。僕は利用履歴がデータ化して見えるほうが好きなので全然問題ないです。むしろはっきりデータ化されていて嬉しいです。ただ詳細な履歴が残ることを嫌がる人はいるかもしれませんね。
ソフトバンクも時は(多分)こういった画面はなかったのですが、実際に10円/30秒で計算されていることがわかります。データが見える化されていく事はうれしいです。
デメリット・気をつける点
電話=楽天でんわ、という認識がないうちは、忘れて普通の電話でかけてしまう。
意識的に使わないと忘れて、つい普通の電話でかけてしまいます。普通電話はもちろん問題なく使えるのですが、ちょっと通話料を損した気分になります。
ちなみに楽天でんわは、こんなアイコンです。
通常の電話アプリに、発信履歴が専用番号付きで残る
楽天でんわを使うと、電話番号の頭に「003768」という番号が自動で付与されて電話がかかります。これが多分楽天でんわと認識するための番号です。
この番号が付与された履歴が通常の電話アプリ側に残ります。番号が頭についているため、電話アプリ側では登録されている連絡先とマッチされず、番号のまま発信履歴が残ります。なので通常電話アプリの履歴が少しわかりづらくなります。
ただ楽天でんわ上の履歴は、携帯に登録されている連絡先の名前で表示されます。
通常のキャリアの人は注意
docomo、au、softbankの携帯キャリアの人で、注意すべきポイントとしてはキャリア側の提供している「家族無料」「何時から何時が無料」といったキャリア独自の電話料金サービスが楽天でんわだとサービス対象外になってしまうことです。公式サイトで紹介されているので確認しておいたほうが良いと思います。
ちなみにLINEモバイルはそもそも家族間無料通話といった電話サービスは今のところありません。
家族・友人なら、LINEの音声通話を使えばそもそも無料
LINEで連絡を取れる相手であれば、LINEの音声通話で連絡するのが一番得です。電話としての通話料としてカウントはされず、かつLINEモバイルではLINEの利用はデータ消費にカウントされないので、月々のデータ量への追加対象にもなりません。
まとめ
「楽天でんわ」はかなり使えます。通話料が抑えられ電話履歴もしっかり見える点で利用価値は高いです。通話代の内訳がクリアになりました。
「LINEモバイル」との組み合わせが前提の本記事ですが相性いいと思います。どちらのサービスもオススメです。
楽天でんわはこちらから
LINEモバイルはこちらから
余談
楽天モバイル利用の方は5分まで無料など、より親和性の高いサービスがあるみたいですね。
cafexauxlaitさん、ありがとうございます!
恥ずかしながらラインアウトというサービスは知りませんでした、今度調べて試してみようと思います!