フジロックも行かず家族と台風の中まったりと過ごしていました。「宿題をしろ」「飯をぐちゃぐちゃにするな」の怒号が日課の我が家です。ツイッターをぷらぷら眺めていたら土曜のグリーン出演のマキシマムザホルモンのツイートで。
明日はフジロック!
ホルモンチーム苗場到着して、グルーヴを高めるべく俺の部屋で強制的リメンバ・ミー上映会。スタジオで曲の練習よりも絶対大事だから!
明日はフジロック攻めっから。(※ナヲは家族と入りなので到着は深夜の為欠席)
by マキシマムザ亮君 #フジロック #fujirock pic.twitter.com/DKlzofovP0
— マキシマム ザ ホルモン (@MTH_OFFICIAL) July 27, 2018
というわけで子供たちも寝静まったので夜にAmazonビデオで借りて見ました。
音楽を捨てた男とその子孫の物語
家族に音楽を禁じられながらも、ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。ある日、彼はガイコツたちが楽しく暮らす、カラフルで美しい死者の国に迷い込んでしまう。日の出までに帰らないと、ミゲルの体は消えて永遠に家族と別れることに…。唯一の頼りは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも生きている家族に忘れられると、死者の国から存在が消えるという運命が…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ重要な鍵──それは、ミゲルが大好きな名曲リメンバー・ミーに隠されていた…。
予告編だけ何度か目にしていましたが「超絶ギターがうまい少年の物語」くらいに思っていましたが、実際には「家族」と「音楽」を題材とした映画で、舞台はメキシコで「死者の日」の物語です。
www.youtube.com音楽のために家族を捨てた旦那を恨み、子孫には一切音楽に触れさせなかった一族に生まれた、音楽を愛してしまったミゲルの物語です。
家族が足かせになっていないか
話がちょっと脱線しますが、ちょうど一昨日に「カメラを止めるな!」の上映を見た帰りの車の中のラジオで「スクールオブロック」を聞いてたんですが 視聴者からの電話コーナーで「親から虐待を受けている女の子」の話を聞いて、ものすごく悲しい気持ちを感じながら帰路についたんですね。
家族という組織とルールに縛られるミゲルと、家族からの虐待から逃げられない投稿者の話が頭の中で混じり、少し複雑な気持ちです。この話はまた後で。
圧倒的なグラフィック
劇中の音楽もとても素晴らしいですが、やはり目を見張るのはグラフィック!
メキシコをテーマーにしたカラフルな配色で表現された死者の国。超やばく美しいです。是非高画質版で見てほしいです!
音楽は自由であり、人生は家族のものではない
内容は文句なしの仕上がりで期待以上にめっちゃ感動しました。
ただ家族を持った今思う立場として強く思ったのは「子供たちは自分たちのものではない」ということですね。子供と自分たちの人生は別であるということ。改めてしっかり認識しなければと。
家族のため子供のためと叱ったりすることもありますが、自分たちの存在が子供たちの足かせになっていたりしないかなって。もう一度考え直さないとな(本編と関係ない感想ですが)。DVD買おうかな~また見たいし。
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