友人の紹介案件は最優先で会いに行くが、仕事を断ること自体は失礼ではない

独立して8年ほどたちます。うちはウェブサイトの制作会社ですが、営業いない会社でどうやって仕事とるの?って100回位聞かれた気がします。どうやってって、基本的には友人・知人の紹介でつながった客さんがメインですね。

今も社内に営業はおりませんので、既存客と口コミ紹介のお客さん、そしてたまににあるネットからの新規問い合わせ。これらで成り立ってます。

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特に関係ないランニング中に撮影したきれいな写真

友人の紹介案件は最優先で会いに行く

自分がインターネット業界で働いていたからかもですが、人の流れが早く気づいたら転職をして新天地やキャリアアップを目指す友人が多いです。そして新職場でもウェブ担当や広告・マーケ担当になっている人が多く、口々に「いい外注さんいない?」という言葉が口にします。デザインにしろ制作にしろ、もっと外注に依頼したいんだけどいい発注先が少ないと。

どこに発注したらいいのかわからないからネットで検索して出てきた所に問い合わせしたりする。すると価格安かったけど仕上がり微妙だった・・とか。なので知り合い経由で仕事できる人を探すのが効率的と。よく聞きます。

自分を信頼して相談してくれる人を大切に

友人からの紹介案件は、ほぼ二つ返事で「いいよ」と答え、まずは一度話を聞きに伺います。理由は「自分を信頼して相談してくれた」からです。まずはその想いに答えるべく、きちんと会って話を聞きくのが礼儀だと思っています。

何より今回が流れても次の仕事を紹介していただきたいのに「あいつに相談したら嫌な顔されて~」とか思われたら二度と相談しないじゃないですか。

受ける受けないは別の話

ただ全ての依頼を受けるかというと、それは別の話。納期・費用・内容がマッチしているかを話を聞いて正確に判断しなければいけません。特に「友人だから無料で~」みたいな話をネットなどで聞きますが、それ受ける必要ありますか?

確かに数回言われた記憶はありますが、自分はどんな相談でも仕事としての相談であれば見積書を必ず出します。費用感の曖昧なやり取りは基本はしないです。内容聞かないで「5万でやってくれない?」とかなしですね。

特に法人として事業をやっているので、無料でうけるのであれば会社ではなく個人としての受注になり、仕事時間外に自分一人でやらないといけません。それは色んな意味できつい。

仕事を断ることは自体は失礼ではない

そして条件が合わない案件を断るのは決して失礼ないことではありません。むしろ「嫌だな~」「安くてさ~」とか文句を言いながらイヤイヤやるなら、やらないほうがいい。どうせそんな気持ちは伝わって相手にばれるからね。

ビジネスは発注者と受注者がいて成り立つもので、どちらが上とかないんですね。依頼された仕事を提示した額で受けて決めた内容で納品する。これが全てですね。

単価はある程度決めて、割引幅も決めておく

「友人価格で~」というのは現実的にもちろんあるので、割引自体はよいと思います。紹介料という意味合いもありますしね。

ただ見積書を作成する上で各科目の単価はある程度決めておいたほうがいいでしょう。そして割引は全体費用に対して何%引きとか何円きとかで行うことが望ましいです。初回発注は何割引き、友人発注の際は何割引き、とか自分の中の割引ラインは設けておいたほうがいいですね。

「サイト制作 1式 〇〇円」とかはNGですね。必ず細かく書きましょう。

友人が窓口になるとは限らない

気心知れた友人が窓口ならこのプロジェクトも大丈夫・・!みたいな考えもあるかと思いますが、相手も会社であればほぼ確実に別の人が窓口になると思っていてよいと思います。

むしろ仕事として約束を交わした以上は、できるできない・内容によっては追加費用の話も必要なので、付き合いの長い間柄よりも全く知らない人のほうが仕事としてはスムーズだと思ってるくらいです。

きちんとした仕事が次の仕事を生む

そして誠意をもって納品したら、そのプロジェクトの成否に関わらず次の仕事につながっていくと思っています。

何よりクライアント側の退職した担当者の方が次の職場から相談、というケースが意外と多いです。冒頭の方で「友人・知人の紹介」と書いたのですが、仕事先の窓口としてやり取りした担当者からの紹介、というのは本当に多いんですね。ありがたいことです。道は続くんですね。

年明け前後でもちょいちょい新規の相談もいただけて嬉しいです。働きますよ。

というわけで、今年もウェブサイト制作の仕事をしているチャフフレアでした!知り合いも知り合いじゃない方もお気軽にご相談ください。

chaffflare.com

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