「走らないで」も「走って」も同じに聞こえるなら、子供を怒鳴る意味なんてないのでは

長かったGWもおしまいで寂しいですね。GW中は子どもたちと旅行に行ったり公園行ったり友達の家に行ったりと結構たくさん遊んだのですがもっと遊びたかった・・。とはいえ仕事もしたいので明日からは切り替えてバリバリ働きます。

子供への声のかけ方を考える

最近少し気をつけている事が「子供への声のかけ方」です。どこかの受け売りですが、子供はとっさに言われる単語をそのまま理解するため「○○しちゃダメ!」という言い方だと「○○」部分しか理解できないという話。否定表現部分はよくわかっていないと。

「走っちゃダメ!」「叩いちゃダメ!」だと「走る」「叩く」という部分しか理解できていないのでは?と仮説を立てると「走っちゃダメ!」も「走って!」も同じじゃないか?という考え方ですね。

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こっちはベビーカー押してるのに構わず進む姉弟

注意がダメ出しにならないように

つまり「走らないで」は「歩こう」とか「散らかさないで」は「きれいにしよ」といった感じに言い方を置き換える必要があるわけです。やってみると意外と難しく言葉が出ないケースも多々。自分たちがどれだけ無意識的に否定語を投げていたのかよくわかります。「投げないで」「壊さないで」「ぐちゃぐちゃにしないで」「ケンカしないで」「砂食べないで~!」となどと。とほほ。

ちなみに奥さんはとっさにいい感じの言葉が出ないときは「やさしくね」統一だそうです。

ストップの言葉は「ダメ!」で統一してみる

特に最近物を投げることが多く石などを拾って投げることもあるので「投げちゃダメ!」と言いたくなりますが、その際は「ダメ!」で統一して一旦行為自体を静止させるようにし、その後になぜダメなのかを説明するようにします。つまり「行為を止めさせる」と「説明する」を分断させることでスムーズに指導できるのではと考えています。うまく行ったり行かなかったりですが、こちらの思いは伝わりやすいのかなと思っています。

感情的に怒らない育児

怒らない・叱らない育児はいいのか悪いのかという話にもなりますが、特に「怒る」は親側も感情が高ぶってしまい、どうしても許せない場合に怒鳴ってしまうケースがあると思います。うちの子供の場合は怒るとすぐ泣いてしまって、そうなるともはや聞く耳も持たず叫び、テコでも動かなくなります。

まだ1歳・3歳(ちなみに長女は8歳)の幼児だからというのもありますが「怒る」という行為は、怒りの感情と言葉が子供の耳に残り、正しい理論は素通りされてしまっているため、結果的に子供を萎縮させるだけで期待できるほどの効果はないのでは感じています。

じゃあ怒らずに甘やかして育て続けるの?となりますが、怒ると叱るは別なので教育としてダメなものはダメと教えなければいけません。

我が家は子供に対して「怒りたくない」という意思を持って、きちんとした教育指導はしていきたいので、この「声かけ」方法でしばらくやってみようかなと思っています。

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