青のフラッグを読んで思った。親は性に関して「何もしなくていい」

若干コロナ疲れをしてきたので、夜はあまりニュースは見ないようにしました。その分読書でも・・と思いつつマンガを読み始め。少し前に最終回を迎えた「青のフラッグ」改めて一気読みしました。結論から言うとすごく良かった、子供にも読ませたい。

青のフラッグ 1 (ジャンプコミックス)

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KAITO
565円(10/28 21:23時点)
発売日: 2017/04/04
Amazonの情報を掲載しています

内容に関する感想を書きたいのですが、全く情報を仕入れたくない人は以後はあまり読まないでください。ネタバレ的な部分はあまりか書かないようにしますが、内容に触れる部分は出てきてしまいますので。

とりあえず気になった方はコミック2巻まで読んで見てください!気に入っていただけたら後はGOになると思うので。最終巻まで全8巻なのでボリュームとしては丁度いいと思います。なお最終巻は夏発売なので、今すぐ最後が気になる方はジャンプ+で読んでね!

青のフラッグってどんなマンガ?

人生の岐路に立つ高3の春──。
一ノ瀬太一は、なぜか苦手と感じる空勢二葉、幼馴染でリア充な三田桃真の2人と同じクラスになる。ある日、二葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力してほしいと頼まれた太一は…!? 青春に染まりゆく3人の新“純”愛物語、開幕!!
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という、高校生の王道青春マンガ・・!と思えるプロローグです。

過去にジャンプで「クロス・マネジ(ラクロスの漫画)」や「バディストライク(野球の漫画)」を経て、ジャンプ+(ジャンプの電子版)で連載した恋愛青春マンガです。

「友情」「恋愛」そして「性」を描いています。

性の多様性とそれに悩み苦しむ若者たちの話です。

親としてどうあるべきか

いわゆるLGBTがテーマの漫画ですが、親として自分たちの子供はどうなんだろうと思いながら読んでいました。自分は大多数に属する異性愛者(多分奥さんもそう)なので「普通」といわれる部類。ただ子供たちもそうだとは限らないわけで。

「否定してはいけない」「受け止めなければいけない」など言われたりするけど、この多様化されている世の中において親は「何もしない」が正解かなと思っています。そもそも子供が親に自分の性的好み・性癖を言うか?自分も言ったことないしね。

仮に性転換したい時期が未成年であれば親の同意がいるかもしれないので言う必要はあると思うけど、親として言われたときには「ほえ~、でいくら出せばいいの?」程度で受け止めて後は何もしないでいいかなと。

子供の悩みを親が解決できるなんて傲慢だ

そもそもこの漫画、親がほとんど出てこない。主人公・太一の親はちらっと出てくるが顔もろくに出ないくらい影が薄い。もうひとりの主人公トーマは両親を小さい頃事故でなくし、代わりに兄貴が親代わりになってる(この兄ちゃん超重要)。

意図的に親を出していないような気がして「性問題の本質は親は解決できない」というメッセージかなと感じました。ほとんどの親は異性愛からのセックスで子供を生むわけで、そこから生まれ子供が持つ性に関して、自分とのギャップがあることに反射的にアレルギーを感じてしまうのからかな。アレルギーなら触れぬことが一番で「何もしない」が一番です。子供の性の悩みに親が口出していいことなんてある?ほっとけって話ですよ。

大切なのは世の中は多様で、いろんな性があり思考があり宗教があり人種がある。人を一つの種類に分類してはめるなんて傲慢だと教えること。子供の生きる道をサポートする必要はあるけど、親と子供と他人と全部違い人間なのだから人の価値観・思想を否定しないこと。受け入れられなら関わらないこと。

コロナがもたらす、新しい人との接し方

奇しくも新型コロナウィルスが蔓延して学校も休みのこの時期、世の中が大きく動いている感じがひしひしとする。子供たちも集団でまとまって同じ「普通」の価値観を共有する場がなくなり、世帯単位での生活がベースになっている。他人と少し離れた新しい距離感が生まれたわけで。

これからの時代に子供を「普通」に当て込む必要はない。どう育つか家庭の方針や環境に依存する部分は危険な面はあるけども、子供が最も正直に考えて生きられる環境を与えられたら、親の役目は終わりかもしれない。

人の気持ちを考えすぎるな

すごく好きなページだけど「他人の気持ちなんて測れない」という言葉。「空気を読め」「人の気持ちを考えろ」という風潮・教育が多いけど、実際にその空気が子供たちを苦しめる大きな原因。

「自由に生きる」というのは「周りの目を気にせず/周りも気にせず」という環境ができることが理想かもしれない。でも家庭も学校も職場でも、全員がそういう思想になることなんて絶対になく多様性が認められれば認められるほど、統一の理想なんて幻想になるわけで。

結局「人の気持ち」というのは「自分にとって都合のいい言い訳」だったり「やらなくていい理由」で、自分と他人・親と子供、全て「別の人間」なので尺度を測るものさしは自分だけと心に決めました。

とりあえず「青のフラッグ」今すぐ読みましょう

最終回が賛否両論!?かもですが、人の答えに正解も不正解もないという素晴らしい最終回。マジですごく良かった。まだ読んでない人ぜひぜひ。すごく読んで良かった漫画です。

青のフラッグ 1 (ジャンプコミックス)

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