そんな土地物件探しの長期化も視野に入ってきた11月後半。極狭の土地をネットで発見。いわゆる細長いえんぴつ型の家になるだろう土地の幅。ここは場所はいいけど狭いしないな~と思いつつ現地を見に行った。現在の状況は更地。あれ、以外に広い。
土地会社さんに連絡したところ、ここは2区画建てる予定の場所とのこと。だから狭いのか。とりあえずいろいろ話を聞いてみることに。

※写真は全く関係ない、散歩してて見つけたラピュタみたいなチャリ
建築条件付き土地
土地探しの間に何度か聞いたこの言葉。簡単に言うと「土地の売主が指定する建築業者と、一定期間内に建物を建築する契約をすることを条件に土地を売る」というもの。つまり建築くしていただく会社はすでに決まっていると土地のことです。
この記事がめっちゃわかりやすいです。
土地・物件探しをはじめて知ったのですが、かなりの物件がこの状態で売られているということです。
建築条件を外すことはできるのか
モデルルームや工務店を回る中で「あ、ここに頼みたいな」と思えた会社も数社ありました。いわゆる注文住宅ですね。ただ実際に土地は空かない・空いていたとしても建築条件付きの土地がほとんどだという現実。土地なし人間が注文住宅を建てることは結構厳しいようです。
じゃあ「建築条件を外すことはできる」のか、という点。売主の方への交渉次第で可能性はゼロではないかもしれないが、実際にはほぼ無理でしょうとのこと。
2区画買えるの?
ダメ元で聞いてみた。「2区画って買えるんですか?」と聞いたところ「買えますよ」と。マジか。話を聞くと「もともと一区画で売り出す事も考えてたらしいが、売れなそうなので2区画にしたそう。」「売上を来期にしたい関係で売主(不動産屋さん)が積極的に売り出していない」とのこと。
「建築条件は外せるんですか」と聞き、売主さんにも確認していただき「それはやはりできないそうです」とのこと。ですよね。
建築確認申請前なのでフリープランで作れますよ
これも最近学んだことですが、建物を立てる際には「建築確認申請」というのものを役所に出して審査が通ってからの着工。つまり建築確認申請がおりている物件は、基本的に建てるべき家の形がすでに決まっている状態。
なので建て売り物件の場合、更地の段階でも完成図は既にできている状態で進むために、購入者は大きくは間取りや建築構造を変えることはできないとのこと。
しかし、この場所は1区画で売り出そうとして、まだ建築確認を提出したわけではないので、1区画でも2区画でも購入できますし、家自体も自由に作れますとのこと。えっこれってほぼ注文住宅じゃね?
厳密には施工会社は選べないので注文住宅ではないそうですが、家の形・間取りから自由に作ることができるとのこと。マジか。
広告
予算オーバー
しかしながら当然想定の予算は結構オーバー。ただ建築物自体の大きさをべらぼうに大きくしなければ、建築費用は1棟分とそんなに変わらず、土地代だけの上積みで行けるそうとのこと。
そして土地と建物がセットだが、現時点で存在するものは土地のみなので不動産屋に支払う仲介手数料は「土地」に対する手数料のみでOK。
建築条件付きなので工務店は決まっているため「請負契約」が工務店との間で必要になる。これが締結できない場合は、土地契約も含めて無利息での白紙撤回になる。
というわけで、まずは見積もりを取りつつ、土地代安くできますか、と交渉を開始したのであります。
手持ちのマンションを売ることを考える
今は分譲でマンションに住んでいるが、実は残債(ローン)は残っていないです。正確に言うと妻側のご両親から支援いただいたお金があり、そちらに支払っている形。つまり金融機関へのローンは終了している状態。
なのでマンションを「貸す」「売る」といういずれかの選択肢を考えていたのですが、やはり予算オーバーの物件を考慮した場合、頭金としてもう少し出しておきたいなという思いもあり、マンション査定も依頼。概算で出てきた金額が購入時より高くね?しかも結構・・。
そう、今マンション高いそうなんです。中古物件として購入したのですが、それでも購入時より7年もたって高い値段で売れるとは思っていなく、これはチャンス・・!
長くなったので次回に続きます。
この時期に奥さんが買ってきた本です。これいい本たちです。
コメントを残す