以前の記事「まだ2〜3巻しか出ていなくて今後が気になる漫画10選」の中で最後に紹介させていただいた「不死身ラヴァーズ」。この漫画が超好きで、今でもたまに読み返しちゃうのですが、作者の高木ユーナさんの新しい漫画「ドルメンX」もかなり熱い漫画です。今回はこちらのドルメンX(エックス)をご紹介。
あらすじは
宇宙人が地球征服をするために、どうすればいいのか。
トップアイドルになれば侵略できるんじゃないか。
彼らはアイドルを目指すことに---
超つまんなそうでしょ笑
でもねでもね、おもしろいんですよ。
宇宙人という設定に意味があるのかどうかはわからないのですが、アイドルを目指す若者がアイドルの姿を見て「同情」「嫉妬」「羞恥」「羨望」色んな感情が入り混じりながら、アイドルへの道を進みだす形で物語は進んでいきます。
今回の作品のテーマは「本気」「挫折」なのかなと思ってるんですが、ギャグ漫画風にテンション高く物語は進んでいきますが、リアルな感情が交差する感じがとても好きです。アイドルという題材故の「憧れ」「恥ずかしい」「かっこつけ」「妬み」といった両端の心情がとてもうまく表現されています。
前作の「不死身ラヴァーズ」「銀河は彼女ほどに」といった漫画もそうなのですが、この人の作品って登場人物のハートが異常に熱く、いつでも全力でまっすぐなんですよ。そして必ず壁にぶつかるんです、”折れるっていうレベルじゃない挫折” が待ってるんですね。そして立ち上がる。この繰り返しなんです。ひたすら繰り返すんです。
これが超面白いんです
こちらから第1話が試し読みできます。是非読んでみてください。
作品詳細『ドルメンX』高木ユーナ | 小学館の新青年コミック誌「ヒバナ」公式サイト
現在は2巻まで発売中です(3巻は6/10発売予定)。2巻もかなり熱いです。作者さんのツイッターにいくつかシーンが載せてありました。この「作曲の回」は心を掴まれた気分になる人は多いのではないでしょうか。
ありがたいです。このシーン辺りかと。 pic.twitter.com/y6cKMVLg2H
— 高木ユーナ「6/10ドルメンX③発売」 (@takagi1015) 2016年5月12日
この記事を読んで興味を持っていただけたなら是非「ドルメンX」、それから「不死身ラヴァーズ」を読んでみてください。すごく好きで応援しています。
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不死身ラヴァーズは人生のベスト3に入るくらいの名作(全3巻)
銀河は彼女ほどにも極端な話ですが好きです(全2巻)
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