ウチは家族共有で使っているiPadがあって、Kindleで漫画・本は勝手に買ってよい(と自分は思ってる)ルールです。昨晩もゴロゴロしながら漫画でも読もうかとKindleアプリを立ち上げたら見たことがない漫画が。
「何か買ったの?」と聞くと「うん。好きそうだから読んでみ(ニヤニヤ)」と。
「あなたのことはそれほど」という、いくえみ綾さんの漫画です。
「あなたのことはそれほど」のあらすじ
いくえみ綾が描く、底無しW不倫。「私はいつかきっと罰があたる」 占い師は、中学生の美都(みつ)にこう言った。「二番目に好きな人と結婚するのがいい」 医療事務として働く美都は、飲み会の帰り道に想って想って想い続けた初恋の人・有島(ありしま)に再会、男女の仲に。しかし彼は既婚者で、美都にもすでに優しい夫がいて───。美都と夫、有島と妻。四者四様の視線と思惑が交錯する、出口なしのマリッジライフ。
引用:amazon
という、いわゆる不倫もの。幼馴染が偶然出会い禁断の不倫関係に落ちていく・・、といったベタな展開なのですが、これが結構面白い。というかちょっと怖いです。
視点が交差する4人の主人公
最初の数話を読んだ時「あれ、これって短編集?」と思ったのですが、登場人物のそれぞれの視点で話は進み、徐々に物語の中で交差していきます。登場人物は決して多くはないのですが、それぞれのキャラと立場がはっきりしています。
言動の捉えられ方、徐々にバレていく感じが怖い
あんまりネタバレは書かないようになのですが、不倫というテーマ上「バレる」という部分にフォーカスが当たってきますが、普通の言動や行動からちょっとづつ何かがほつれていく感じが、特に悪いことをしてないのに変な汗をかきそうで嫌です。
女性の方が些細な言動の違いや違和感を感じ取って、こういう不倫とかはバレるんだろうなと背筋がゾクゾクします。いや僕は悪い事してませんよ。
崩れていく精神と互いの関係
思わせぶリな書き方だけしましたが、まだ3巻でこれから面白くなりそうな流れです。精神面の崩れ方と人間関係の崩れ方、今後の展開、胸熱ではやく4巻が読みたいです(Kindle版はまだ4巻が出てない)。
これいい言葉ですね「私はいつかきっと罰があたる」
ゾクゾクしますね。絶対フラグで罰あたるじゃん、とか思ったけど今後どうなるんでしょ。
奥さんに感想を伝えた所
3巻まで読み終わった後(まだ完結はしてないですが)、奥さんに「面白かったよ」と伝えた所、「私は○○派だな(←不倫してないキャラ)」と聞いてもないのに言われました。
おーこわ
Kindle版だと3冊まで一気に読めます
というわけで非常にオススメ。じわじわと怖くなる感じがたまらないです。まだ3~4巻しか出てないので一気読みをして楽しんでください。
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