僕は仕事大好き人間なので、もっともっと仕事ができるようになりたいと思い『「仕事ができるやつ」になる最短の道』という本を読みました。タイトルだけ読むと仕事のできない人間が読みそうだな、と正直思いましたが。もともと著者のブログ「Books&Apps」が好きでよく記事を読んでいたのですが、一冊の書籍にまとまっていることを知り速攻で購入。僕は社会人として13年ほど経ちますが、あらためてはっとさせられる記事がたくさんあり、とても勉強になりました。
本の内容はいわゆるビジネスシーンにおける「コツ」を集めた本で、以下のように「期間」ごとに章立て、1記事づつエピソード形式で掲載されています。
- 「今日からできること」
- 「1週間程度でできること」
- 「1か月以上しっかりと取り組むべきこと」
- 「1年程度かけてじっくりと取り組むこと」
- 「3年は取り組むべき大きなテーマ」
- 「一生かけてやる価値のあること」
ビジネススキル的な話ではなく、もっと本質的な「心も持ち方」を指南しています。エピソード形式なので非常に読みやすく、かつコンサルタントの著者がまとめているため、視点としてはマネジメント寄りの内容が多いです。
特に気に入った項目をご紹介。本文はコピー・引用して掲載できないので、元記事のブログを紹介します。 詳細はこちらで読んでいただければ本の雰囲気はつかめると思います。
「やってみたい」は迷信、「やってみた」は科学
楽に努力せよ、という上司がいた
「努力は報われないが、努力は大事だ」の理由
この辺りの記事が気に入っています。このブログ記事は不思議ととても読みやすく、するすると頭に入っていく印象です。初めての方はまずはブログを購読してみるといいと思います。
僕は独立して5年ほどたちます。少規模ですが一応トップのポジションにいるため上司はいません。当然サラリーマン時代には上司がいたわけです。独立して組織から離れた人間を「自由」と解釈されるケースは多いですが、一方で「教育」「指導」を受ける場面は減ります。経験に頼った手探り「独自仕事論」だけになりがちなので、こういった指標になってくれる本というのはとても役に立ちます。社会人新人もベテラン管理職の方も是非一度読んでみてください。
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